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中西利雄

中西利雄 彫刻と女

大正から昭和にかけて活躍した洋画家・中西利雄。20歳の頃より、本格的に絵画を描き始めました。東京美術学校の西洋画科に22歳で入学していますが、それより前には、日本水彩画会仮研究所にて、美術を学んでいます。彼の絵画人生は、水彩画と共にあると言っても過言ではありません。中西利雄の画家人生の初期の頃、水彩画は衰退していました。水彩画を愛する彼は、水彩画の活気を再び取り戻そうと、同じ志を持つ仲間達と共に、蒼原会を立ちあげております。初期の傑作の1つである森のカフェ。水彩画ながらも油彩画に引けをとらない重厚さがあります。中西利雄には卓越したデッサン力があり、技術的に難しいとされる、大画面での等身大の人物水彩画も描き上げています。これが、彼の代表作の1つ、「彫刻と女」です。中西利雄の優れた水彩画は、日本美術会に強い影響を与え、結果として水彩画の活気を再び取り戻す事に成功しています。 ちなみに中西利雄はパリ留学の経験があります。この際、フランスのサロン・ドートンヌ展に入選を果たしています。彼の優れた水彩画は、芸術の本場パリでも認められる程のものであると照明したというわけです。また、このパリ留学の経験から、西洋絵画への理解をより深め、その後の作品に強く活かすようになっています。戦後間もなく、48歳にてこの世を去った中西利雄。22歳で大学に入学したという事を考えると、彼の画家としての人生はやや短かったと言えるでしょう。しかしその間に彼の残した優れた水彩画は、美術界にとって無視できないものとなりました。ご存知の通り、上塗りできる油彩画に比べて、水彩画は塗り重ねが基本的に不可能なものです。それだけに、非常に高い画力を必要とします。そんな難易度の高い画材である水彩を使いながらも、重厚感あふれる作品を多く残している事は、中西利雄の画力の高さを如実にあらわしていると言えるでしょう。中西利雄の作品に触れると、水彩という画材の持つ無限の可能性に改めて気付かされます。

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