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「宗偏流[十一世]_宗偏_幽々斎」
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宗偏流[十一世]_宗偏_幽々斎

宗偏流[十一世]_宗偏_幽々斎

 宗偏流当代は、先代が名乗った開祖宗偏の名をそのまま引き継ぎ、名乗っています。しかし、斎号「幽々斎」で呼ばれるほうが一般的です。多様化する現代にあって、武家茶道の伝統を引き継ぎながら、内包した矛盾を解消するために宗偏流のありようをさまざまな形で模索しています。
 道具の目利きに盛名があり、会報『知音』では開祖の道具の解説の連載もしていたこともあります。そのためか、道具作りには非常に意欲的で、国内外のコンテンポラリーアーティストとのコラボレーションを行うようなこともしています。これをけれんと見る向きもあるかもしれませんが、若年層への茶の湯の普及に良く、現代の文脈に即していえば極めて茶道的であるとも言えるでしょう。ましてや自由進取の気風でその名を知られた宗偏の茶の湯です。これが間違いであるはずがありません。そうした活動は、後に盟友の写真家、桐島ローランドの撮影で、写真集『宗偏流 ――イップクイカガ』にまとめられ高く評価されました。
 茶の湯に残した足跡としてもっとも尽力したものが、平成22年に発表した「新指導方針」でしょう。これは点前作法の形骸化、習練の不足を防ぐために当代の一大事業として臨んだもので、原点の見直しと現代風の検討の両面から行われました。当然作法のすべてが開祖宗偏時代のままに伝わっているわけもなく、史料や口伝から開祖の点前を再構築し、場合によっては開祖の流儀に戻し、場合によってはそのままにし、あるいは改めて現代風にするなど、その仕事は膨大なものとなりました。努めて自由進取の開祖の流儀に倣おうとした先代の意気込みを十分に受けてのことと言えましょう。
 また、同じく平成22年(2010年)は奇しくも日土友好120年の記念の年であり、トルコで開催された八世希斎の業績を称える記念式典にも参加しています。トルコに観光旅行で訪れる日本人は非常に多いのですが、かの有名なトプカプ宮殿の博物館に飾られている甲冑が、宗偏流山田家伝来のものであることを知るものが少ない(そして気づくことも少ない)ことは非常に残念なことと申せましょう。

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