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工芸品買取 奥出寿泉

奥出寿泉

 石川県小松市那谷町に生まれ、数々の名品を世に送り出してきた漆芸家が奥出寿泉です。日本工芸会正会員としての活躍も有名であり、また松田権六作品のきゅう漆を担当したことでも話題となりました。輪島塗りの大家であり、その繊細ながら大胆で美しい作風には、数多くの陶芸ファンも憧れの心を持っています。他の塗りなどに比べ、何重にも重ね合わせながらも、驚くほどに軽いという奇跡のような技は、伝統を守り続けた奥出寿泉の持つ素晴らしい精神によるものでしょう。
 東京国立近代美術館工芸館に展示されている「乾漆香盆」は、第16回日本伝統工芸展に出品された貴重なもので、その光沢感と軽快さの中にある日本美は、他の輪島塗を凌駕する気品を持ち合わせています。経歴としても、華々しいものが多くあり、第7回日本伝統工芸展初入選や第17回日本伝統工芸展NHK会長賞、第18回日本伝統工芸展日本工芸会会長賞など非常に名誉ある賞や役職についているのです。さて、そんな奥出寿泉ですが、1916年に生まれます。幼い頃より陶芸に興味があったわけではなかったのですが、キッカケが京都での山岸表寿に師事した事だったといいます。ここで、きゅう漆を習い技を習得していきます。そこから、18歳になった時に本格的に陶芸家を目指すために上京を果たします。そして、その場所では松波保真に師事をします。乾漆を一から学んで行きます。しかし、徴兵されてしまい一旦は作品作りを中止せざる得ない状況となります。しかし、戦後となり作家活動を再び再会していきます。郷里に戻り、数々の作品を生み出し続けていく事となります。基本的に手掛けていたものが、蓋物や鉢、盆などであり、梅花形や輪花形に細かく成形していきます。まさに、乾漆ならではの作品であり、気品に満ちたものばかりです。奥出寿泉に強く影響を受けた作家も多く、これからも彼は語り継がれて行く事でしょう。

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