人気作家
「茶道具買取 一ノ瀬小兵衛」
のご紹介

　京都の伝統的な工芸を守るために、数多くの名品を生み出しているのが指物師の一ノ瀬小兵衛です。一ノ瀬小兵衛は、サシコと呼ばれる指物師を営んでおり、伝統を重んじた数々の素晴らしい作品を生み出しています。
　幼少の頃より、指物師を目指していた一ノ瀬小兵衛は、数多くの師匠や作品に影響を受け、制作を続けていました。指物師の世界はとても厳しく、一寸の狂いも許されない精密さを求められる過酷な環境であり、最初は非常に苦労をしたと言われています。しかし、現在では日本を代表する作家の一人となるまでのし上がったのです。
　一ノ瀬小兵衛は、流儀を代表する棚の一つ ８代目家元の一啜斎好。この棚に、一ノ瀬小兵衛の技の粋が詰め込まれているといわれます。様式の雰囲気に通じる、独特の世界観とそのクールでモダンなイメージ。京都が放つ伝統と美しさを物語る、素晴らしいものであると高く評価されています。この棚は、中板が三角になっているのと 点前の中で袱紗を烏帽子になっていて、名前もそこからついているようです。一見シンプルでキレイな構造をしているのですが、その内容は非常に綿密で精緻に溢れるディティールとなっています。北野天満宮の古材を使用しているという、贅沢きわまりない品だけに、素材は現在では手に入る事が無い点も、特徴のひとつかもしれません。茶の湯はこのように、長い年月をかけて作られる美しく、素晴らしい作品が多いのが特徴です。一ノ瀬小兵衛の生み出した数々の名作は、現在でも伝統的な茶事などで多く使われています。一ノ瀬小兵衛は茶道具買取においても価格が上がっている有名作家です。