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「茶道具買取 水指」
のご紹介

茶道具のひとつに水指があります。水器という名称でも呼ばれて、用途としては全く一緒であると言われています。この水指なのですが、茶釜に水を足すだけでなく、茶碗や茶筅などを洗うための水を蓄える容器として使われます。その素材は、陶磁器で作られているものが多く、様々な文様があしらわれているのが特徴です。また、皆具として扱う場合、杓立と建水、蓋置と完全にセットとなっています。茶道具として独立させる場合、風炉と並べて客付となっている場合が多いです。形状は多種多様なものがあり、一般的には円筒形のものが多く、用途に応じてその形は変化します。

多くの茶人がこだわった水指

　素材は陶磁器以外では金属製や木製などもあります。しかし、その特性から、近年では陶磁器製のものが多く見られるようになっており、作家のものになると価格も高価になります。デルフト窯製のオランダ水指と呼ばれるものは、江戸時代に輸入されたものが多く、オランダの水指は表面に唐草模様が描かれています。煙草の葉をモチーフとしたもので、エキゾチックな雰囲気が魅力です。
　水指は茶道具の中で非常に重要な位置を占めており、多くの茶人がこだわったものを使用していたと言われています。近代的なものではなく、古く状態の良いものが残っていた場合は高価になる可能性がありますので、注目しておきましょう。今後も、茶道具買取では、水指は変わらぬ需要が望めるのではないでしょうか。