絵画も残した文豪・武者小路実篤。作品は小説同様、人間讃歌に溢れる

文豪・武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)。「白樺派」の小説家として、あるいは理想郷の実現を目指した「新しい村」の建設として有名ですが、美術にも強い関心を持っていました。ロダン、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなど、当時の西洋美術を日本に紹介し、美術に関する著作も多数あります。 さらに40歳を超えて実篤は自ら絵筆を取り、数々の絵画を発表していきます。画家としても功績を残した経緯にはどのようなものがあったのでしょうか。この記事ではそんな武者小路実篤の人生と、作品の特徴や魅力についてご紹介します。 ※その他日本の絵画ついて詳しく知りたい方はコチラの記事もチェックしてください。 武者小路実篤の生い立ち。文学、「新しい村」建設、絵画と多方面で活動 ▲調布にある「実篤公園」の像 武者小路実篤の青春時代。志賀直哉と出会い文学活動を始める 武者小路実篤は、1885年5月12日、東京府東京市麹町区(現在の東 … 続きを読む 絵画も残した文豪・武者小路実篤。作品は小説同様、人間讃歌に溢れる