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Posts by 地蔵堂 伊吹
色彩の魔術師・和田三造
今回は、八光堂の博多本店で買取をさせていただきました 「和田三造」 をご紹介いたします。 1883年、和田三造は鉱業所の勤務医や校医を務めた父の4男として兵庫県に生まれます。 兄が福岡県の大牟田市の鉱山業をしていたため、13歳の頃に一家で福岡に転居してきます。中学校に進学するも、画家を志し周りの反対を押し切って退学、そのまま上京し黒田清輝の住み込み書生となり...
2016年12月15日
織田廣喜の絵画を買取いたしました
今回は、八光堂の博多本店で買取をさせていただきました 「織田広喜」 をご紹介いたします。若かりし頃、様々な職に就きながら、苦学の末、画家となった織田廣喜について今回はお話いたします。 織田廣喜が生涯描き続けたモチーフ「少女」。私が始めて目にした作品も少女でした。 滲んだ色彩のタッチと背景、はっとさせられる美しい赤色の帽子、その深いつばの奥には、輪郭の不確か...
2016年11月05日
芸能人画家~華麗なる転身とその経歴~
今日は、元々は歌手やタレントであるのに、画家としても評価のある方たちをご紹介いたします。 最近では芸人さんがスポーツ選手などに転身する方がいらっしゃいましたが、実は美術の世界でも華麗なる転身をした方がいらっしゃいます。 今日はそんなすばらしい才能を持った方たちにフォーカスします。まずご紹介するのは、矢代亜紀さんです。 矢代さんは1950年、熊本県で...
2016年09月29日
山本陶秀の茶入を買取致しました!
今回は、八光堂の広島本店で買取をさせていただきました… 「山本陶秀」 …をご紹介いたします。 まず、山本陶秀をご存じでしょうか? 岡山県伊部町、現在の備前市出身で備前焼の陶芸家です。1904年生まれの陶秀は、15歳の時見習いとして伊部(現在の備前市)の窯元へ入り、これから12年、他の追随を許さない早さでろくろの技術を身に着け27歳で備前作...
2016年09月29日
孤独の画家ベルナール・ビュッフェ
今回は、八光堂の 博多本店 で買取をさせていただきました 「ベルナール・ビュッフェ」 をご紹介いたします。 皆様芸術はお好きでしょうか、今回はベルナール・ビュッフェという画家についてお話したいと思います。ビュッフェの作品は黒く鋭い線で描かれ、退廃的で暗い色が特徴的な作品で、どこか荒廃や不安を感じさせる作品を多く残しております。私個人といたしましても、とて...
2016年09月19日
ペルシャ絨毯の売却は八光堂をご利用下さい!
今回は、八光堂の大阪本店で買取をさせていただきました 「ペルシャ絨毯」 をご紹介いたします。 一品一品手作りで製作されるペルシャ絨毯。古くから人々の暮らしと共にあり、温もりと絢爛さを併せ持つ。他の絨毯とは別格で80年~100年使っても毛並みは潰れず年を重ねるごとに良い風合いに変化する。そんなペルシャ絨毯をご説明していきたいと思います。 ペルシャ絨...
2016年09月10日
田村能理子の絵画を売却頂きました!
今回は、八光堂の博多本店で買取をさせていただきました 「田村能理子」 をご紹介いたします。 今回は愛知県出身の女性画家田村能里子さんについてお話したいと思います。田村能里子さんは武蔵野美術大学で油絵について学び、名古屋にて旅芝居小屋や祭市など郷土を題材とした作品の製作活動をし、商社マンである旦那様と結婚。夫の赴任地であるインド・カルカッタに滞在し、現在の作...
2016年08月30日
金重陶陽 備前焼 花瓶を買取いたしました!
今回は、八光堂の博多本店で買取をさせていただきました 「金重陶陽」 をご紹介いたします。 備前焼といえば真っ先に思い浮かべる人物といえば金重陶陽さんではないでしょうか。江戸中期までは確固たる地位を持っていた備前焼ですが、時代と共に忘れ去られようとしていたのを現代に蘇らせた金重陶陽。彼の作品や技法を交えながらお話していこうと思います。 備前焼の人間国宝として...
2016年08月26日