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宮永岳彦

宮永岳彦 皇太子妃殿下御肖像画

宮永岳彦は1919年に生まれた日本の洋画家です。宮永岳彦は名古屋市にある工芸学校を卒業後、松坂屋に就職し戦後も銀座松坂屋の宣伝部で働きます。工芸学校で学んでいた宮永岳彦は実家の秦野市名古木のアトリエで絵画の捜索活動を始めます。着々を腕を上げ、二紀会の設立も参加するほどでした。そして、秦野市を後にし東京都新宿区にアトリエを移し画家として本格的に活動を始めます。才能を開花させた宮永岳彦は、日本芸術院賞や二紀会の理事長を歴任します。彼の作風は光と影の華やかなる世界観を醸し出す、美しい甘美な世界観をもっていると評価を得ています。さらに、そのマルチな才能を余すことなく発揮する宮永岳彦は、ポスターに童画、挿絵や水墨画までも手がけ、数多くの秀作を世に残していることで有名なのです。特に名誉ある内容として、ブラジルの日伯文化協会の依頼があり、当時の皇太子そして皇太子妃などの肖像画「皇太子・同妃両殿下御肖像画」を描いていたのです。さらに、天皇家を描いた唯一の作品と言われてるのです。そんな宮永岳彦の作品のひとつに「玲」があります。ウェーブのかかった黒髪のオリエンタルな雰囲気を醸し出した女性の横顔を描いた作品です。大きな花飾りに青い耳飾りがアクセントになっており、力強い色彩が特徴の美し作品となっているのです。さらに「梁」では、一転して淡い光を浴びた美しい女性が描かれており隠健な雰囲気を醸し出しているのです。光と影を操る芸術家の呼び声高い宮永岳彦の良い部分を、全て詰め込んでいるような素晴らしい作品なのです。秦野市でアトリエをかまえ、多くの作品を残した事も関係して、小田急電鉄からオファーを受けています。新型特急電車のカラーリングの依頼を受けていて、その白帯を施したデザインは小田急電鉄のシンボルカラーとなり、現在でも大きな貢献をしています。自らの作品だけではなく、大きく世間にも偉業を残した宮永岳彦。彼の存在は日本美術界に大きく貢献しているのです。

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