掛軸 中村不折

中村不折

不朽作「老人」を描き上げ、画家として、書家として日本を代表する作品を残し続けた画家、掛軸買取 中村不折。稼いだ金は、ほぼ芸術のために注いだという芸術に魅せられ昇華させた男としても有名です。そんな、中村不折は1866年に、江戸京橋東湊町に生まれます。父であった、源蔵は東湊町の書役、名主の補佐役として生活をしていました。しかし、維新の最中職を失ってしまい、結果的には5歳で高遠へ移り住むことになってしまいます。しかし、まだ5歳という幼さもあったのか、毎日を絵や書を書く事で楽しんでいたのだと言います。しかし、父の仕事も上手くいくことが無く、結果商人への道を余儀なく選ばざる終えない状況にいきます。しかし、どうしても商人になることを拒んだ、中村不折は学問・芸術の道をきわめたいと思っていました。少ない時間を漢学や南画・書を習いに当て、小学校の教員として採用。数学に書画などの勉強に励むようになっていきます。22歳の頃には状況を果たし、高橋是清の館に住み込みながら小山正太郎に師事をします。さらには、36歳の頃にはラファエル・コランに、ジャン=ポール・ローランス教えを乞い、油絵なども多く描くようになりました。また、中国の書の収集家としても有名で、「自書告身帖」なども持ち、旧邸宅跡には、書道博物館を開館する程だったのです。宮坂醸造の清酒「真澄」であったり、新宿中村屋の文字は中村不折の書作であるおことも有名です。夏目漱石の我が輩は猫であるの挿絵も担当しており、その名は日本中に知れ渡っています。太平洋画会に所属したり、文展の審査員を務めるなど活躍の場を広げていったのです。小学校の教員も努め、さらには書家としても画家としても名声を手に入れた、中村不折は日本美術界の宝と言っても差し支えないのではないでしょうか。掛軸買取に関しても、中村不折の作品は非常に高価な価格で買取されます。家庭環境にめげることは無く、自らの進むべき道を常に走り続けた天才芸術家、中村不折。彼の持つ、本物の信念とは、芸術の中にあるのです。

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