掛軸 常盤大空

掛軸 常盤大空

常盤大空

オリエンタリティ溢れる、中国の仏像や風景を生み出した画家、掛軸買取 常盤大空。印名を「大空」 「大空印」 「大」などとし、非常に広がりのある雰囲気の作品を多く残したことでも知られています。そんな常盤大空は、福島県の出身です。画家になることを夢見て、川端画学校で絵画の基礎を学んで行きます。その後は、より絵画に研磨を重ねるために堅山南風に師事します。そこで、繊細な筆遣いであったり様々な技法を学ぶこととなり、将来の常盤大空を創るキッカケとなっています。徐々に絵画への才能を花開かせていった常盤大空は、1940年に第27回院展に出品し初入選を飾ります。このデビューをキッカケに、様々な賞を受賞し続けることとなり、日本画壇の仲間入りをしていったのです。さて、そんな常盤大空なのですが、中国や西域などをモチーフに作品作りをしていました。そのオリエンタルな魅力に取り憑かれた独特の作品は、どこか幽玄的でもありチカラに溢れた秀作となっているのです。「黒颷・カラフラン」も常盤大空の代表作のひとつではありますが、黒いつむじ風を現すその題名のまま、モンゴル帝国のチンギスハーンを描き、周囲には数々の女性や子供を描いた作品です。この線の玄妙さといい、モノクロの美しさを最大限に活かした、まさに秀作と呼ぶに相応しい作品となっています。歴史を感じさせながら、どこか現代的な香りも残すところが、常盤大空作品の魅力でもあるのではないでしょうか。その他にも、様々な作品を描いてはいますが、どこか福島県の故郷を思わせる、ノスタルジックな画風が多いのも特徴です。画家の心の奥には、やはり故郷を愛する心がどこか残っているのでしょう。そういった作品こそ、常盤大空をより語る上では重要なポイントになっていくのです。さて、常盤大空は美術界でも高く評価されており、1968年には同人に推挙、1974年には院展文部大臣賞を受賞する成果を挙げています。掛軸買取に関しても、非常に常盤大空は評価が高いのでオススメです。故郷と中国の風を融合させた独特の世界観を築き上げた常盤大空。もし、生きていたら、現代をどう切り取る作品を描いたのでしょうか。

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