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掛軸 渡辺崋山

渡辺崋山

武士でもあり、画家だった渡辺崋山。江戸時代後半に活躍した渡辺崋山は、三河の国、現在の愛知県にある田原藩の藩士として毎日のようにお勤めをしていたのですが、藩主を陰でしっかりと支えた事が評価され、家老職にも任命された人です。武士であるにも関わらず、「画家、文人として活躍し、多くの人に知られる程有名なった人物です。幼少時代にはいくつもの苦難を乗り越えてきている為、藩士になってからも苦労をいとわぬ働きぶりができました。自ら進んで蘭学を学んだ時でも持ち前の努力でその力を発揮し、蘭学者でないにも関わらず、大勢いる蘭学者たちから常に尊敬されていたというエピソードが残っています。そんな渡辺崋山が初めて世に送り出した作品が玄同放言という挿絵です。元々貧しい武士の家で生まれ育った渡辺崋山は、幼少の頃から書画の手ほどきをを受けていた事で、画家や文人として活躍できたのですが、武士であるからには家柄が特に重要視されているこの時代で、これほど活躍した人はそう多くはいません。そんな渡辺崋山の代表作と言えば、月下鳴機図や崋山翁幼年筆がよく知られていますが、遠近法を使って書かれている絵が多くあり、この時代にこれ程まで完成された絵を描いている人は殆どいなかった事から、いかに渡辺崋山が努力家であったのがわかる作品でもあります。渡辺崋山の書いた絵の多くが遠近法を使った物でしたが、特に山水画をたくさん書いていた傾向にあります。また、影などを書く事でより立体的な絵に仕上げた作品も多く、この時代ではほとんど知られてない画法を使いこなしていた人であったと言えるでしょう。渡辺崋山は幼少期から苦労して育っているので、武士の出身とはいえ、とても努力家でやり始めた事は何があってもとことん極めるという心情の持ち主だったのでしょう。貧しい生活を乗り切る力もありましたし、弟子や恩師の生活を救おうともしています。だからこそ絵の世界でもこれだけ多くの人が高い評価をしているのです。渡辺崋山の掛軸はありませんか?

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