斉藤三郎

斉藤三郎

斉藤三郎

洋画家 斉藤三郎は昭和後期から平成の時代にかけて活躍した日本の洋画家です。1917年に埼玉県に生まれた斉藤三郎は、東京物理学校を内務省に勤務する傍らに学んでいました。同学校を中退した後出征し、戦地において画家を志すことを決意しました。1946年の二科展に入賞をし、画家としての人生をスタートさせた斉藤三郎はその後も数々の栄誉ある賞に輝いています。斉藤三郎は欧州に渡って絵画の勉強をしています。その渡欧が終わった後の作品が特に評価が高く、彼の描く独特のタッチや感性が色濃く現れている作品が多く目立つようになったのです。作品は主にスペインの踊り子であったり、風景などが描かれ、その繊細で写実的な作風はどことなくポストモダニズムを感じさせます。その代表作といえる作品の中でも「夏草」ではないでしょうか。4人の美しい女性達が着ている衣を徐々に脱いでいる風景が描かれた甘美な作品ですが、その鮮やかで力強い色彩で描かれた女性達や背景の草木の美しさは言葉を失うほどです。しかし、決して派手とは言えない柄の衣類を身にまとっているのにも関わらず、繊細で柔和な筆遣いのためなのか、艶かしく華やかで健康的なエロスも感じることができるのです。斉藤三郎の描く女性達はどれも美しく、欧州に渡った際に彼が異国の女性達の美しさに魅かれ、また憧れていたことがよく分かるような気がします。斉藤三郎は幾度が刺激と新しい自分の作品への挑戦を求め、幾度となく渡欧を繰り返します。1972年に渡欧した際に第57回二科展に作品を出品しており、内閣総理大臣賞を受賞しています。同時期にスペインの人物を多く描き始めた時期でもありました。1974年にはスペインを中心に滞在を決めた斉藤三郎は、数々の作品を輩出します。不朽の名作「セビリヤ」は馬車に乗る美しい女性や紳士に子供など、当時の華やかさをそのまま描いたような写実性の高い作品です。作品を通して欧州の素晴らしさを伝え続けた斉藤三郎は日本と海外の架け橋役として、真摯に貢献した芸術家だったのです。

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