日本画 児玉果亭

児玉果亭

日本画家、児玉果亭は天保12年、西暦では1841年に生まれたです。長野県の信州に生まれた児玉果亭は郷土愛の非常に強い作家として有名です。小さい頃から、その家柄や風貌、そして才能などが周囲の大人から一目置かれて「神童」として扱われていたことでも有名です。幼少の頃から絵画に興味のあった児玉果亭は、有名南画家の模写をし続けていたといいます。そんな才能を自ら無意識に広げてった児玉果亭は早いうちから才能を打ち出していきます。15歳には花鳥図を多く描きます。その後、先に文人として、書や経済、禅などの教えを興隆寺で教えを受け、その後には京都の田能村直人に入門し研磨します。数多くの秀作を描きだしてきた児玉果亭は、帰郷後に出品作が当時の天皇の天覧に俗したり各方面で高い評価を得続けて行くなど、まさに画家として最高の時期を迎えるようになります。非常に文学にも通じていた児玉果亭だけに、この時期には順調に画禅三昧の毎日を過ごしていったのだと言います。そして、画壇となっていった児玉果亭には数多くの著名な門人が集まったと言います。画家中も非常に高名な画家ばかりで、画家として満足な生活を送り続けます。そんな児玉果亭の作品は山水画が多く、非常に味わい深い作品ながら写実的であり芯の通った筆遣いが有名です。しかも、この児玉果亭の画力の高さは相当なもので京都で師事をした田能村に至っては、あまりの画力の高さに衝撃を受けてしまったという程です。そんな児玉果亭は、当然数々の名誉ある賞に輝いています。特に1906年の第一回東洋絵画共進会においては、銀牌を受賞し宮内省御用品とまでなります。そんな、常に芸術と隣り合わせだった人世を送る児玉果亭は、多くの人に愛され、そして惜しまれた天才でした。児玉果亭の歩んだ軌跡やその作品の数々は日本における世界を代表する画家として、我々が誇るべき重要人物なのです。

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