日本画 千住博

千住博は1958年に生まれた日本画家です。現在はニューヨークを中心に活動をしている千住博は国内はもちろん、海外でも非常に評価の高い作品を多く生み出しています。さらに絵画の世界だけでなく、ベネッセアートサイト直島プロジェクトや羽田空港国際線ターミナルなどにおける空間のプロデュースをしています。芸術的な家族としてしられ、弟の千住明は作曲家、妹の千住真理子はバイオリニストとしても世界的に高く評価されています。京都造形大学の学長としいての一面も持っており、現代の日本を代表する芸術家の一人とされています。慶応義塾高等学校卒業後、そのまま大学にいく道を選択することをせず、なんと2浪して東京芸術大学の美術学部美術画日本画専攻に入学し卒業し、その修了作品は東京芸術大学が買上げしている程でした。卒業後は自らの芸術作品を数々の場所で発表していくため、個展や展覧会で精力的に活動を続けていきます。

まさに生きる巨匠である千住博

そんな千住博の作品は独創的ながら、綿密な美しい日本的な美をしっかりと描写し、斬新と伝統を絶妙なバランスで表現した唯一無二な作品を生み出し続けます。数々の名誉ある賞を受賞し続け、完全な美を表現し続けられています。<そして、千住博を語るうえで必ず外すことのできない作品は「ウォーターフォール」でしょう。白い背景に墨で滝を表現する斬新な表現方法で描かれた作品として有名ですが、そのシンプルな中に押し込められた様々な感情や美、そして清冽さなど想像を越えた完全なる芸術作品として君臨する作品です。黒い背景に白い滝と水しぶきが瑞々しさを感じさせながら、芯の太い艶やかも感じることができるのです。この「ウォーターフォール」ですが、1995年にイタリアのヴィネチア・ビエンナーレで27年振りに日本人として優秀賞を獲得しているのです。数々のアート・プロデュースも手がけたり、様々な教育現場で美術界に貢献したりと、まさに生きる巨匠である千住博。彼がこれから打ち出して来る斬新な芸術にそうしても期待し続けてしまうのです。

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