日本画 富田渓仙

日本画 富田渓仙

富田渓仙

日本画家・富田渓仙(とみたけいせん)は、1879年、福岡県に生まれた日本画家で、本名は鎮五郎(しげごろう)といいます。 彼は、1890年、そして1896年に、それぞれ狩野派の町絵師である衣笠守正、四条派の都路華香に師事した後、南画の精髄を極め、自在の境地に達しました。彼の自由闊達な画風は、現在でも数多くの人気を博しているようです。 彼の代表的な作品には、「雷神風神」や「鯉」、「鵜船」(水墨画)、「鼎峠行人」、「宇冶川之巻」、「祇園夜桜」、「万葉春秋」などがあります。また、1910年には、河東碧梧桐、塩谷鵜平らと交流を持ち、俳句雑誌「土」の表紙を描くことも手掛けております。 渓仙の作品には、自然の姿をありのままに描写するのではなく、その外観の形状を変化させたり、大胆に省略したりした自由奔放な表現が数多く用いられております。また、そのような奔放な表現と色彩が絢爛たる効果をもたらしているのが、彼のオリジナリティ溢れる作風になります。 彼の作品を見ると、その画面が律動的に構成され、豊かな情感をたたえているのを感じ取ることが出来ます。 彼は、過去の絵画に、作品創造の源泉を求めたとしても、すでに成立している画風に反発していたため、古い習慣にとらわれがちな京都画壇に於いて、常に孤立していたといいます。そのような事情があることから、彼に対しては、異色の画家というイメージを持つ人も少なくありません。 そうした彼の作品を展示する展覧会が、先日開催されました。 この展覧会では、彼の作品の内、「御室の桜」など、最近ではほとんど公開されていなかった作品も出品されたため、彼をあらためて評価する良い機会となりました。こちらの会には、1日平均266人、総数7,202人の人々が訪れ、多大な反響を呼んだということです。彼に対する偏見や間違った先入観を拭い去るためにも、このようなイベントは、これからももっと数多く催してほしいものだと思います。

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