人気作家
「日本画 小松均」
のご紹介
買取対応人気作家のご案内です
- 骨董品買取 古美術八光堂
- 人気作家のご紹介
- 日本画 小松均
日本画 小松均
「大原の画仙人」と称せられた小松均
余談ですが、小松の作品には、最上川を題材にしたものが多いことでも知られています。最上川は、小松が生まれ育った山形県に流れる川です。おそらく小松は、自分の郷里への憧憬、過去との対峙、父母への慈愛といったものを、キャンバスの上で表現したかったのでしょう。1929年頃から、小松は、自身の得意分野である水墨画を描き始めます。戦後すぐ、1946年に京都の大原に移り住み、自給自足の生活をしながら絵画活動をしました。墨を主体にした細密な描写は、一つの塊となって、大きな力を生むにいたります。そうしたエネルギーに満ちた土俗的な表現が、小松均の特色を生み出していきました。 1986年には文化功労者として顕彰される栄誉に輝いています。晩年は京都市左京区大原井出町に居を構え、大原の風景を題材にした作品を多数残し「大原の画仙人」と称せられました。1989年、87歳でその生涯を閉じることになりました。彼の死後である1990年に、その旧宅に小松均美術館が開館しました。旧宅にある古い門には自筆の「萬霊報恩郷」の額が掲げられていることが知られています。八光堂では日本画を高価買取中です。
事前査定でもっと便利に
すぐにつながる 今すぐ出張・来店事前相談