日本画 澁澤卿

日本画 澁澤卿

澁澤卿

澁澤卿は1949年に生まれた日本画家です。日蓮宗の僧侶であり、身延山大学の客員教授としても知られています。柔らかく、繊細なタッチで描かれるその作品には心が洗われるような滋味溢れる雰囲気をもっており、見る人々の心を癒し続けています。現在は無所属として活動をしています。澁澤卿が絵画の道を選ぶきっかけとなったのは都立目黒高校を卒業してからのこと、洋画界の檀家であった大伯父の和田三造の勧めによって東京芸術学校の工学科に入学することになってからです。在学中、大藪雅孝に師事をして多くの仲間と絵画を始めとした活動を研磨していきます。勤勉に学生時代を送った澁澤卿は、東京美術学校を卒業後にデザイナーとして日本橋高島屋の宣伝部に配属になります。そんな日常の仕事をこなしながら、澁澤卿は独自の作品を日々描き続けており、1975年に銀座の画廊で個展を開催することになります。結婚後、彼の転機が訪れるのは1977年、出家得度して日蓮宗の僧侶になり、制作をしばしストップしてしまいます。その期間は1981年に打ち止めに、また絵画を描く生活が始まりは具象的な作品を数々と画廊などで発表していきます。この頃からの作品として「野趣黄雲」という作品があるのですが、夕暮れ始めた空の下、田んぼで焼畑をしている農夫の姿を描く日常の風景を切り取った作品です。非常に綿密で描かれるその繊細な筆遣いは、洋画の写実的な具象を思わせる程です。さらに、夕暮れで段階的に赤く染まって行くその空は情緒的でありがら、寂しさと儚さを感じるような日本人の琴線に触れるような美しいタッチで描かれています。精力的な活動でフットワークが軽やかな澁澤卿は日本だけでなく、中国やニューヨークにフランスなど、世界各国を飛び回り個展などに出品しています。また、数々の教師を歴任し日本の教育界や美術界にも大きく貢献していることで知られています。絵を描く坊主、として多くのファンを持つ澁澤卿。彼の活きる原動力は、その心の奥から発せられる芸術的力なのではないでしょうか。

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