日本画 小村大雲

日本画 小村大雲

小村大雲は、明治から昭和時代前期の優れた日本画家です。 明治16年11月9日、島根県に生まれ、都路華香、山元春挙に師事しました。大正元年文展で「釣日和」が3等賞、その後も4年まで3等賞を連続受賞し,さらに5年の「画舫」、翌年の「神風」は特選となりました。13年からは帝展委員を務めましたが、昭和13年2月20日、56歳でこの世を去っています。彼の代表作品には、他にも「清風山月」などがあります。

山元春挙に師事したことがうかがえる色使い

彼の作品は、平田本陣記念館・今岡美術館といった地元の美術館などに収蔵されております。「ご覧になった」という方も中にはいらっしゃるでしょう。例えば、「雷峰春色」という作品には、山元春挙に師事したことがうかがえる色使いが施されております。この作品では、七層からなる塔の、ひさしが重なり合って窓がくっきりしている壮観な様子が描かれております。この塔は、夕日が西に沈むころ、影が伸びる姿も美しいので、「雷峰夕照」と呼ばれるようになったという話です。そのような美しい建物ですが、現在では、エレベーターが設置されてます。もちろん、社会の変化もあるでしょう。また、彼の本名は権三郎ですが、字は厳座、子荘と称しました。「雷峰春色」の箱書の印章は白文朱方印で「厳座」となっておりますので、朱文白方印は、その対比として「子荘」となっていることが推察されます。 また、「昇龍」という作品は、小作であり、本来の着色日本画ではないものの、しっかりとした技量が備わっていることを物語っております。この作品は、席画程度のものと思われますが、やはり出来映えは素晴らしいので、一度ご覧になって頂きたい作品です。また、別号には豊文・碧雲湖畔人・赤松子・豊瑞・豊花などがあります。「昇龍」には、「豊文」という別号の印章が用いられております。 小村大雲という名前を聞いたことの無い人も数多くおられるかと思いますが、その作品を見れば、きっと、言い知れない感銘を受けられることでしょう。

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