茶道具買取 中里重利

中里重利

 中里重利は、唐津焼人間国宝の12代中里太郎右衛門の三男として生まれた人物です。陶芸家として活躍していましたが、唐津焼の新たな可能性を見いだすため、自分自身の完成を信じて陶芸生活を送った人物として知られています。「窯元に生まれたからとか、そうではないとか、この世界はそんなことは関係ありません」、と自分の立場を優位なものと考えることは一切なく、唐津焼と正面に向き合って常に新たな作品を生み出すことをモットーとしています。
 中里重利は、有田青年学校で学んでいた時に、轆轤の先生に出会ったことで陶芸家を目指すようになりました。幸い、生家が陶芸を生業にしていたことから、父親の仕事を手伝いながら、轆轤や窯たきなどを懸命に修行し、日々技術を磨いていきました。20代前半の頃に初入選を果たしてからは、一人前の陶芸家として新たな歩みをはじめることとなります。三玄壺は特選の北斗賞を受賞しました。手掛ける作品は、基本的には唐津焼全般です。唐津井戸茶碗に絵唐津向付、唐津三作茶碗は勿論のこと、茶入れや朝鮮唐津の水指などがあります。茶道具などが中心でありますが、その時々によって粉引や黄唐津、青唐津の壺、三島唐津なども制作しており、その全てが一級品として重宝されています。
 数々の名作を生み出したことから、多くの賞に入選を果たしており、1975年には日本現代工芸美術展会員賞・文部大臣賞受賞を獲得。1980年には、日本新工芸展会員賞・楠部賞受賞、1981年には、九州山口陶磁展審査員など、名誉ある地位を手に入れました。唐津焼の普及にも大きく貢献しており、県政功労者知事表彰や、地域文化功労者文部科学大臣表彰など、その功績は数えきれません。茶道具買取でも、中里重利は高価買取となります。亡き後も愛されていくのではないでしょうか。

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