茶道具買取 加藤卓男

加藤卓男

 三彩という技術を用いて作品を生み出し、重要無形文化財保持者として認められている陶芸家が加藤卓男です。ラスター彩、青釉、奈良三彩、ペルシャ色絵など近代的な技術を用いた斬新な作品の数々がアート性の高い作品としても知られている、加藤卓男ならではの作品となっています。
 加藤卓男は1917年に陶芸の街でもある岐阜県多治見市に生まれています。生家も陶芸を生業としている場所であり、父、加藤幸兵衛に師事をしていくこととなったのです。そして、1935年には岐阜県多治見工業学校に入学。しかし卒業後、広島市で被爆をしてしまい、白血病を発症。ここから、10年間という長い期間、闘病生活を強いられてしまうこととなるのです。しかしながら、その闘病生活から復帰した加藤卓男。新たな茶道具づくりを目指し、フィンランド工芸美術学校に留学をすることを決意しました。窯址を訪ねており、ペルシャ陶器の研究に勤しむこととなったのです。そういった海外留学が功をそうしたのか、伝統的な部分は守りつづけながらも、斬新で今までの日本陶芸には無かった、全く新しいアプローチを試みるに至りました。作品の高い技術力と造形力は瞬く間に多くの陶芸ファンを魅力し、1988年には念願の紫綬褒章を受章。その後にも、重要無形文化財保持者として認定されており、他界した後も、故人として織部賞の特別賞を受賞するなど、この世を去ってもなお高い評価を受け続けることとなったのです。
 また、加藤卓男は著書が多いことでも有名で、「美濃の陶華」淡交社 、「織部の文様」光村推古書院、「美濃」保育社、「ペルシャ陶器」保育社、「三彩の道」学生社、「やきもののシルクロード」中日新聞社、「ラスター彩遊記・砂漠が誘う」日経新聞社、など、数々の著書を残しています。今もなお、語り継がれる大陶芸家である、加藤卓男。彼の功績は、世界にも発信され茶道具買取でも高い需要を誇りつづけていくと思います。

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