茶道具買取 北大路魯山人

北大路魯山人

   日本が誇る大芸術家であり、陶芸家、さらには美食家としても有名なのが北大路魯山人です。篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家といった数多くの顔を持つ人物であり、北大路魯山人の名を芸術界では知らぬ者はいない、と言わしめる重要な存在として今日まで語り継がれています。
 北大路魯山人は本名を北大路房次郎と言います。1883年に京都市上賀茂に生まれた北大路魯山人は、非常に貧しい幼少生活を送っていたことでも知られています。父親が自殺、母親も失踪したため親戚をたらい回しにされるという、つらい運命であったにも関わらず、多くの困難に負けず書家になることを志して上京。なんと、翌年の日本美術展覧会で一等賞を受賞することとなり、人生が一変。中国などを遊歴し、帰国後に長浜の素封家・河路豊吉宅に招かれた際に、書や篆刻の制作に打ち込む環境を提供してもらいます。
 数々の巨匠とも関わりあい、さらにその名を芸術界へと広めていきます。便利堂の中村竹四郎と古美術店大雅堂の共同経営を始め、そのきっかけで会員制食堂「美食倶楽部」が発足しました。自らが厨房に立つだけでなく、ここで皿などを焼いていたと言われています。美しいものを多く見て、触れてきた経験から、自らの手で陶芸も始め、陶工達に指示をして織部焼を中心に数々の作品を生み出します。その陶芸家としてのセンスは非常に高く、日本の陶芸家の中でも1位、2位の素晴らしさと言う人もいるほどです。
 織部焼の重要無形文化財保持者として名前が挙がりますが、それを辞退したことでも有名です。美食をこよなく愛していたためか、タニシなどを生食した際に多く見られる「肝臓ジストマ」という寄生虫による肝硬変で亡くなっています。横暴な性格やその反動からくる美しい作品作りなど、魅力溢れる人物像に現在でも酔狂する支持者も多いことも特徴でしょう。北大路魯山人は、茶道具買取でも非常に需要の高い作家のひとりです。これからも、人気が衰える事は無いでしょう。

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