茶道具買取 辻清明

辻清明

 希代の陶芸家として名を馳せる人物、辻清明。「明る寂び」と呼ばれる美意識に注目し、多くの名作を残しました。1927年1月4日東京府荏原郡に生まれた辻清明は、父親が古美術を非常に愛していたことから、父から強い影響を受けました。父に頻繁に会いにきていた古美術商の持ち込む焼物に幼少の頃より触れる機会が多かったため、学校にあまり行かずに陶芸を学んでいたというエピソードが残っています。自らも陶芸作品を手に入れたいと強く思い描くようになり、野々村仁清作「色絵雄鶏香炉」を父に買ってもらったそうです。幼少の頃よりそのような名品に触れる経験を積み重ねていったことで、自らが陶芸家として活動していくことに何ら不安も無く、多摩市に窯を築き、信楽の土を使った作陶を始めました。
 伝統を守りながらも、自らの感性を信じた独創的な作風が話題を呼び、国内はもとより海外でも高い評価を受けました。そのため、アメリカ合衆国・ホワイトハウスに『緑釉布目板皿』が、アメリカ・インディアナ大学美術館には『信楽自然釉壺』などが収蔵されています。更にアメリカのみならず、ヨーロッパでの日本ブームによって、辻清明にも注目が集まりました。イタリア・ファエンツァ陶芸博物館に『茶碗』が収蔵されており、ドイツ・ハンブルクダヒトアホール美術館開催の日本現代陶芸展へ招待出品など、数多くの名誉を手に入れることとなったのです。2006年には、東京都名誉都民として表彰され、その陶芸活動が認められる結果となりました。勿論、今後も作品の価値が上がる可能性が高いので、辻清明の作品は高価買取となるでしょう。今後も、茶道具買取でも注目される作家のひとりである、辻清明。目が離せない存在なのです。

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