茶道具買取 黒田辰秋

黒田辰秋

 京都において、数々の美しい木工作品を生み出し続けている天才漆芸家、木工家が黒田辰秋です。刳物、指物の木工と乾漆、螺鈿など数々の漆芸で名声を上げた大家として知られています。
 黒田辰秋は1904年に黒田亀吉の元に生まれています。父親が漆匠ということもあり、幼少よりこの世界に触れる環境で育ちました。自らも同様の道を歩むことを自然と心に決めており、一流の作家を目指して研鑽を重ねました。 黒田辰秋の心を大きく動かすこととなったのが、1924年。河井寛次郎の講演に感銘を受け、河井や柳宗悦らの民藝運動に参加。新たな芸術としての民藝をさらに広めるべく、積極的にその活動を進めていきました。その後、上賀茂民芸協団を組織。自らも先頭に立ち、民藝の新しい世界を切り開く努力を続けます。そういった運動を続ける中、1934年には個展を初開催しています。その個展で、多くの人々の心を打つ作品を手掛けており、結果として後の活躍の礎となる大切な個展となりました。数々の作品で賞や評価を得たことでも有名となり、名実共に一流の木工師として活躍。1968年には 皇居新宮殿の拭漆樟大飾棚、扉飾、椅子、卓を制作することとなり、大きな名声を上げることとなったのです。
 ついにその2年後に素晴らしい知らせを聞くこととなります。それが、4月25日。重要無形文化財「木工芸」保持者、つまり人間国宝として認定されることとなったのです。人間国宝となってからも、驕り昂ぶることは一切なく、実直に作品を作り続けていきます。認定の翌年には伝統工芸の世界でも名誉ある賞、紫綬褒章を受章しており、その実力も世界へと認められていきました。茶道具買取の世界においても、黒田辰秋は非常に需要が高い作家のひとりとして有名です。今後も、数々の名品には高値がついていくことでしょう。

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