藤田吉香

藤田吉香

藤田吉香 花

藤田吉香は1929年に生まれた日本の洋画家です。元々、武系の家に育った藤田吉香は幼少の頃から厳しくしつけられ、窮屈な思いをしながらも画家への志しを持ち続けたようです。福岡県の久留米市から状況した藤田吉香は、東京芸術大学に入学しており、その後、1959年には第33回国展で国画賞を受賞することになります。藤田吉香はその3年後、自らの芸術をより高めるためにスペインのサン・フェルナンド美術学校へ留学しています。そこでは、美術館に度々顔をだし、ポッシェの絵画の模写に没頭し続けています。そんな、藤田吉香の作品ですが「静」という言葉がキーポイントになります。多の追随を許さない高度な描写力と写実性、そして甘美ながら清冽な色彩使いなど、見る者の背筋を延ばす凛とした空気を感じます。そのため、ひとつひとつの作品が圧倒的な存在感を放つ静物画が中心となっているのです。中でも「花」は数多くの作品の中でも素晴らしい存在感を放ちます。陰影が絶妙に付けられた朱色の単独色彩で構図された背景に、ほのかに黄味がかる白い花が一輪描かれたシンプルな作品です。しかし、このシンプルな中であるために、恐ろしい程に研ぎすまされた写実性と繊細な筆遣いは見るものの心の芯に突き刺さるような、日本的な一枚なのです。また「月明」のような抽象的な作風で描かれながらも、少ない色数がもたらす美と知の連続風景に一度見たら目が離せなくなる、そんな素晴らしいバランス感と存在感を持つ藤田吉香の独特の世界観を感じることができるのです。そんな藤田吉香の作品は、美術界でも高く評価されています。芸術家として、最高峰の賞である安井賞に宮本三郎記念賞、人物としては故郷である久留米市から文化賞も受賞しています。精力的に自らの芸術を貫き通し、さらにその作品を多く世に広める活動も進んで行った藤田吉香は日本の洋画界において外す事のできない重要な人物です。彼の描く存在感ある作品達は、未だ見るものを魅了して止まない作品ばかりなのです。

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