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西洋美術品 ボヘミア
ボヘミア ボヘミアといえば、ガラスが非常に有名です。数々の素晴らしい製品を生み出していきながらも、その高い技術力と独特の世界観は、現在でも多くの人々の心を惹き付けてやみません。数々の製品の中でも、やはり冒頭で言ったようにガラス、ボヘミアガラスが高名です。切子技術を駆使した、チェコ独特のガラス工芸であり、9世紀頃には生み出されていたと言われています。 モラヴィア・シレジア・ボヘミアで、始めは装身具の材料としてのガラスが使われていた、とされています。さらに、このボヘミアではガラス工芸の技術が軒並み上がっていったと言われており、結果的に13世紀にはゴシック大聖堂のステンドガラスも製作されていく事となります。日を追う事にその技術力は上がっていき、結果的に14世紀後半になると、数カ所しかなかったガラス工房が20カ所に増大したと言われているほどです。 さて、16世紀となってくると、ヴェネチアングラスが最盛期を迎えます。エナメル色彩を使ったデザインは、ボヘミアにも用いられることとなり、結果的にはボヘミアガラスも新しい世界を築き上げていくことになりました。そして、17世紀の前半となると、宝石カット職人のキャスパー・レーマンによって新しい技術が生み出されます。バロック様式の装飾的な美しく繊細なガラス細工が始ります。 そして、17世紀には木炭を使用した「カリガラス」が発明されていきます。18世紀から19世紀となると、一旦このガラス工芸は衰退をしていきますが、フリードリッヒ・エーゲルマンの斬新なデザイン発表の後、まさに息を吹き替え返したかのように、ボヘミアガラスの新しい世界が広がりを見せていきます。 現在でも、数多くの美しい作品が生み出され続けているだけでなく、日常的にも使える、新たなデザインが多く見受けられます。是非、ボヘミアの世界を楽しみ、そして世界観に浸るのも良いのではないでしょうか。これからも、需要は高まり続けるでしょう。 ボヘミアをお持ちの方は一度骨董買取に出してみてはいかがでしょうか。

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