須田剋太

須田剋太 街道をゆく

須田剋太は埼玉県出身の日本の洋画家です。初期の頃の作品の多くは具象画がメインであり、官展の特選を重ねています。しかし、1949年に抽象画の旗手長谷川三郎との出会いをきっかけに一転、抽象画への道を辿る事になります。転身後も、天性の絵画技術で様々な表彰を受け、日本の洋画家界には欠かせない重要な芸術家として名を馳せて行ったのです。そんな、須田剋太の作品の特徴としては、力強く個性溢れるダイナミズムなタッチで描かれる構図と色彩ではないでしょうか。数々の作品の奥に込められた彼の芸術への魂が手に取るようにわかる作風が特徴でしょう。須田剋太の描く作品は本質が込められているということで、晩年の彼の作品を求める人で溢れ変えるほどであったといいます。元々具象画での才能を認められているだけあり、事の本質を見抜く力というものは天性の才能とも言えるべき物であったのではないでしょうか。須田剋太の作品を見る場合、ただの抽象画として捉える姿勢は間違いです。須田の言葉で「絶対矛盾の自己同一・具象も抽象も帰するところはひとつ」というように、結果的には天衣無縫、感じるままに作品を受け取る見方が正解なのです。そんな、彼の描く作品の「菓子器」は鮮烈な赤を中心に様々な菓子がその上に散りばめられている作品です。荒々しくも、優しく人間味溢れたそのタッチでフォービスム的な写実性を存分に感じ取ることも出来ます。青と赤という単純な組み合わせで構図をとっていますが、その絵画自体の持つ意味の奥行きは深く、豊潤さも味あわせてくれる貴重な作品です。また「鯛」はまさに鯛そのものを描写したものなのですが、色彩の使い方が素晴らしいため、活きが良く、まさに魚の王様である風格を思わせる迫力のある作品になっています。晩年の須田剋太は、挿絵などの世界でも活躍を見せ、数多くの挿絵を制作しています。評価も世間的に非常に高く、1983年には「街道を行く」の挿絵で第14回講談社出版文化賞を受賞しているほどです。実直で、芸術と真っ向勝負で走り続けた天才画家である須田剋太。彼のその人柄に惚れ込み、魅せられる人も多く、未だなお須田の精神は各方面で受け継がれているのです。

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