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「工芸品買取 寺井直次」
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工芸品買取 寺井直次

寺井直次 人間国宝として数々の経歴を残した天才蒔絵師と言えば、寺井直次 です。重要無形文化財「蒔絵」保持者として、今までに数多くの芸術作品を生み出し続けた人物として知られています。石川県金沢市に生まれ、最後の最後までこの地元金沢を愛し、そして発展させてきた功労者でもあります。 そんな寺井直次なのですが、蒔絵との出会いは県立工業高校の頃だったといいます。加賀蒔絵という金沢が生み出した蒔絵を見た時衝撃を受けます。ここのまで美しいものがこの世にあるのか、という事が彼を突き動かしという事です。しかし、最初は非常に苦しい世界という事も分からずに、ただ単純にやってみたいという、惚れ込んだという感覚で世界に入ったとの事です。 その後には、数々の賞を苦難の末に受賞し、金沢を代表する蒔絵師となります。そして、独特な技法として注目されたのが、卵殻です。これは、古くは玉虫のずしの色も使われていたようなのですが、白色を出すために考えついた技法なのだそうです。結果的に卵の卵殻を使い、立体感を出す幻想的な作風に辿り着いたとの事です。 立体感を出す独特の技法には、まだ様々なものがあり、アルミニウムを電解処理した後に、素地を作る金胎漆器をいう現代的な技術を用いた方法も編み出しています。伝統を重んじながらも、現代技術を利用して自らの芸術に取り込むという斬新な発想は、凡庸な蒔絵師には考えも及ばない事でしょう。 その高い技術力と人柄なども関係しているのか、 1992年には、成田空港の貴賓室に配される「漆額 極光」を制作しているのです。そして、皇后美智子が使用する「松喰鶴蒔絵御懐紙箱」までもを制作。完全なる美を表現できる、現代の天才だったのです。1998年に永眠した後、金沢市より「景仰の証」が贈られ、従五位に叙せられる事となります。金沢の蒔絵文化をより洗練させたその功績、そして誰からも愛された人柄。寺井直次という人物の器の大きさを知れるのです。 寺井直次の作品をお持ちの方は一度骨董買取に出してみてはいかがでしょうか。

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