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小山富士夫

小山富士夫

  自身も陶芸家でありながら、陶芸の研究を続けた陶芸研究家が小山富士夫です。中国陶磁器研究の大家としても知られており、「小山富士夫著作集」上巻や「中国の陶磁」 中巻、「日本の陶磁」下巻。さらには、「朝鮮の陶磁」ほか 「徳利と酒盃・漁陶紀行 小山富士夫随筆集」、「小山冨士夫の世界」、「図録 小山冨士夫陶芸展」「図録 陶の詩人 小山冨士夫の眼と技」など、様々な著書を出版していることでも有名です。
 1900年、岡山県浅口郡玉島町に生まれていますが上京しており、19歳で東京府立第一中学校を卒業しています。その後、大学に進むも中退。自分が本当に求めているものを探し続ける日々を送ります。そして、1930年のころ、東洋陶磁研究所所員として働き始めます。同研究所では、数々の陶芸を研究しており、後の研究著書の出版につながる大きな影響を受けました。
 11年後には東京帝室博物館に勤務。ここで、様々な発見をしていきます。中国河北省で「幻の窯」と言われていた、宋代の定窯白磁の窯跡を発見。さらに日本六古窯の再発見、文化財保護委員会調査官としても陶芸界に大きな寄与をしています。しかし、陶芸界を震撼させた永仁の壷事件が勃発。重要文化財に小山自身も推したのですが、贋作だったことが判明し、結果的に責任を取って調査官辞任することとなります。
 しかし、作業を鎌倉に移して執筆作業などで活躍。日本陶磁学会や日本工芸会の設立に尽力し、素晴らしい功績を残しました。1973年には東洋陶磁学会設立、委員長に就任して数々の企画を手掛けました。他界するまで、実証的東洋陶磁研究をし続けており、さらには古陶磁研究書など数多く執筆、寄稿しています。岐阜県土岐市泉町に「花の木窯」を開いており、陶芸家としても作品を多く残します。茶道具買取においても、小山富士夫の作品は高価買取となります。注目の作家のひとりとなっているのです。

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