奈良美智~日本の現代美術の第二世代を代表するひとり~
奈良美智について
青森県弘前市の生まれで青森県立弘前高等学校を卒業するまで弘前で育ちます。
その後、上京し武蔵野美術大学へ入学するも1年で中退し、1981年に愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻に入学。
1987年同大学大学院修士課程修了後ドイツに渡り、国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学。
アカデミー終了後の1994年からケルンに移り住み2000年に帰国するまで製作活動に勤しむ。
2010年には米文化に貢献した外国出身者をたたえるニューヨーク国際センター賞を受賞。
2013年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
現在では国内外での評価も上がり、日本を代表する現代画家の一人となります。
作風について
ケルン時代は多作な時期で、日本やヨーロッパで個展の機会が増え徐々に注目されはじめます。
また、奈良の代表的な作風が固まった頃になると思います。
こちらを睨みつけるような挑戦的な眼差しの子どもの絵は、見ればすぐに奈良の作品とわかる特徴的なモチーフで、奈良が世界的な画家となったきっかけになるのではないでしょうか。
音楽との関わり
奈良は音楽好きとして知られており、作品制作時もいつも音楽をかけているそうです。
ミュージシャンとの交流もあり、様々なミュージシャンのCDジャケットの製作を手がけています。
ニューヨークの展覧会には実際に交流のあるミュージシャンがオープニングイベントに参加もしています。
需要について
さいごに
数年前に購入された作品が、実はその後作家の評価が上がっていて購入額を大きく上回る値段で売却できるといった可能性もあります。
もしお心当たりの作品があれば、お気軽に八光堂までお問合せください。