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Monthly Archives: 10月 2018
【出張買取:陶器買取】藤原雄 花生
日本全国には様々な土地を代表する陶器がありますが、皆様が一番に思いつくものは何でしょうか。 個人的には「備前焼」が真っ先に思いつきます。 釉薬を一切使わず、1200~1300度の高温で約2週間しっかり焼き固められた、無骨で存在感のある風体。 そのため、他の陶磁器に比べて強度が強く保温性もあり、また水を生かすとされ、茶器や酒器などとして多く生産されていま...
2018年10月23日
【京都店:茶道具買取】田原陶兵衛 茶碗
今回は八光堂京都店よりお送りします。 あんなに暑かった京都市内も涼しさを取り戻し、着々と紅葉も色づきつつありますね。 この夏はあまりの暑さに、祇園祭では行事のひとつ「花傘巡行」が中止となったり、高校野球の京都予選が異例のナイター開催となったりと様々な影響が出ました。 去年の夏も暑かったですが、今年は輪をかけて暑かったですよね…もしかして来年はより一層…...
2018年10月21日
【大阪本店:絵画買取】斎藤清 木版画
今回は木版画作家の斎藤清についてお話させていただきます。 素朴でシンプルな田舎の風景を版に起こし続けた作風で人気の画家ですが、彼の作品からは、素朴ながらもどこかモダンな雰囲気が感じ取れます。 この雰囲気は一体どこから来ているのでしょうか?斎藤は、もとは独学で油絵を描いていましたが、安井曽太郎の作品をきっかけに木版画の道に進み、やはりそこでも独学で版画制作...
2018年10月18日
【富山店:絵画買取】小倉遊亀 リトグラフ
八光堂鑑定士の関口です。 徐々に秋が深まってまいりましたね。 富山の黒部ダムのある黒部峡谷は色づき始めたそうです。 見ごろはまだ先のようですが、近いうちに黒部峡谷へ足を伸ばしてみようかと思います。 さて、今回は富山店で買取しました日本画家・小倉遊亀についてご紹介いたします。小倉遊亀(おぐらゆき)といえば、上村松園と共に女性日本画家としての礎を築いた画...
2018年10月16日
【広島店:茶道具買取】佐々木昭楽 茶碗
10月なのに30度を超える暑さ…ようやく秋になったと思ったのにこの暑さです。 夏場は照りつける太陽を避けるようにインドアで過ごしてきましたが、またインドアな生活に戻ってしまいそうです。 まぁ元々インドア派なんですが。 プールに海水浴、花火にBBQなど日本の夏には様々な楽しみ方がありますが、皆様はどのような夏の思い出を作られたのでしょうか。 今回は広島...
2018年10月08日
【横浜店:絵画買取】浜口陽三 メゾチント・後編
今回も前回に引き続き、果物を題材としたカラーメゾチント作品を制作した「浜口陽三」について書きたいと思います。ドライポイントとメゾチントについてごく簡単にご説明いたします。 まずはドライポイント。 こちらは金属板にニードルなどで線を刻み、腐食液を用いずにそのまま印刷に用いる技法です。線刻のまくれ部分がインクを含み、柔らかな独特の線描となるのが特徴です。...
2018年10月05日
【横浜店:絵画買取】浜口陽三 メゾチント・前編
今年の夏は本当に暑かったですね。 夏といえば、八光堂横浜店の近くにある山下公園で花火大会があり、足を伸ばしてはみたもののすごい人出でした! けれどそれに余りある花火の美しさ、迫力、儚さを体感し、良い夏の思い出のひとつとなりました。 こういったイベントなどがあると、夏は暑いけどやっぱりいいものだな、と思います。絵画がお好きな方ですと様々な技法で描かれた作...
2018年10月03日