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Posts by 北村 純
【大阪本店:絵画買取】大山忠作 彩色
重厚な「静」の空間。 大山忠作の作品を見たことがある人は、恐らくこの言葉の意味が分かると思います。 私が彼の作品を始めて見た時、このような印象を抱きました。 風景画、人物画、静物画など、生涯にわたり数多の作品を作成してきた画家・大山忠作について、今回は触れたいと思います。日...
2020年04月10日
【出張買取:茶道具買取】駒沢利斎 莨盆
駒沢利斎は、千家の家元宗匠の好みや工夫に合わせて道具を作る千家十職の一つで、指物師の家です。 「指物」とはいわゆる木工芸のことです。 木の板や桟に凹凸の組み手を作り、差し合わせて作られます。木工芸によって作られる茶道具の種類は非常に多いため、駒沢家の仕事も多岐に渡ります。...
2020年02月07日
【出張買取:陶器買取】今井政之 花瓶
毎年11月3日、明治天皇の誕生日である「文化の日」には、文化勲章が授与されています。 平成最後の受賞者の中に、久々に陶芸の分野から選出された人物がいます。 象嵌(ぞうがん)作陶の第一人者として知られている「今井政之」です。 日展の重鎮作家としても活躍しており、現在日本芸術院...
2019年08月30日
【コラム】時代蒔絵についてのいろいろ
入学式シーズンとなりました。 学生の方は、新しい学校や新しいクラスに期待と不安が入り混じっている頃でしょうか。 親戚にも今年入学する子がいて、月日が流れる早さに驚かされます。 そんな春のうららかな雰囲気にちなんで、今回は、華やかな文様に彩られた時代蒔絵の世界に皆様をお連れい...
2019年04月11日
【出張買取:絵画買取】クロード・ワイズバッシュ リトグラフ
3月になりましたが、また急激に冷え込むようになりましたね。 「三寒四温」とはいいますが、早く暖かくなってほしいです。 ちなみに、この「三寒四温」。 “ 寒い日が3日続き、温かい日が4日続き...を繰り返す気象現象 ”を指しますが、私は以前はこの言葉の意味を「3月は寒くて4月...
2019年03月04日
【大阪本店:絵画買取】高沢圭一 油彩
八光堂鑑定士の橿です。 正月休みはついつい自宅で何もせず過ごしてしまいました。 皆様はどうお過ごしでしたでしょうか? 今回は美人画で知られる画家・高沢圭一をご紹介いたします。1914年に群馬で誕生した高沢圭一。 第二次大戦前夜、陸軍の陸軍上海報道部で戦争画を描いていた高沢...
2019年01月11日
【出張買取:茶道具買取】陽炎園 水指
古美術八光堂 鑑定士の北村です。 琵琶湖の近くにある窯元・陽炎園をご存知でしょうか。 お茶を嗜まれている方、近畿地方にお住まいの方は馴染みの深いワードかもしれませんね。 今回は、出張買取にてご売却いただきました「陽炎園」についてご紹介いたします。陽炎園は江戸時代の初め頃に始...
2018年11月21日
【大阪本店:茶道具買取】大樋長左衛門 茶碗
八光堂鑑定士の北村です。 数多の陶芸家の中でもメジャーな大樋長左衛門。 その伝統は江戸時代から現代-初代から十一代-にまで渡り、約350年の間語り継がれています。 そんな長きに渡り名を馳せている大樋の歴史についてお話させていただきます。時代は1666年の江戸時代、発祥の地は...
2018年09月13日
【大阪本店:陶器買取】徳田八十吉 花生
200年以上の歴史を持つ、日本を代表する焼きものの一つ、九谷焼。 そんな九谷焼の中でもひときわ目立つ、ヴィヴィットな色彩、そして絵画とも思わせるような幻想的なグラデーション――。 この文言で思いつくのは現四代目まで続く陶工「徳田八十吉」の作品ではないでしょうか。 中でも、今...
2018年08月29日
移り変わる色合いも愉しめる 金属工芸品 「銀瓶」
八光堂ブログをご覧のみなさん、こんにちは! 今回は、銀を使ったお品物のなかでも馴染み深い、 銀瓶についてお話ししようと思います。 銀は今日、最も身近な金属の一つと言えるかもしれません。例えば、滅菌などの効果のある銀イオンを使った製品が多いこと。また、銀食器に代表されるよう...
2018年01月07日
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