遺品整理業者に依頼するメリットを解説！良い業者を選ぶためのポイントは？

片付け代行業者

遺品かどうかに関わらず、物の仕分けや片付けを行います。処分や買取を考えておらず、遺品の片付けをしたい方におすすめです。

不用品回収業者

遺品かどうかに関わらず、主に不用品の回収と処分・買取を行います。ある程度自分たちで遺品整理を行い、大量のごみを整理したい方におすすめです。

リサイクル業者

遺品かどうかに関わらず、再利用できる品の買取を行います。遺品整理を行ったあと、再利用できるものが多く出た人におすすめです。

遺品整理業者

遺品の仕分け・片付け・処分・買取を行います。遺品整理を行う時間や体力が無い方、整理する場所が遠方の方におすすめです。

骨董品買取業者

骨董品の買取を行います。価値がある遺品をお持ちの方におすすめです。

遺品整理の時短に最適

最大のメリットは時間を節約できること。故人の住んでいた場所が賃貸であった場合、退去するまで家賃を払い続けることになるため遺品整理を早めに済ませる必要があります。四十九日や一周忌などの遺族が集まるときに行うことも多いのですが、法要のあとに遺品整理をするとなると時間に余裕がありません。業者に依頼することですみやかに効率よく整理できます。

人手や体力に不安があっても安心

故人が住んでいたところを丸々整理するわけですから、相当な労力がかかります。一軒家丸ごとの場合はもちろん、マンションやアパートであれば大型の家具・家電の搬出なども重労働。ゴミの分別や搬出などもやらなければなりません。業者はこのような作業をすべて行ってくれますので、人手や体力に不安があっても安心です。

相続問題・空き家問題を相談できる

遺品整理と切っても切れないのが相続問題です。遺品整理業者は遺品整理にまつわるプロ。自動車や土地の相続問題はもちろん、税金や空き家の売買・リフォームについても相談が可能な業者もあります。

遺品の捜索や仕分けも依頼できる

遺産相続を行う段階になって、貴重品や不動産関連などの重要書類がどこにあるか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。また、物が多くて捜索が困難な場合もあるでしょう。遺品整理業者は遺品捜索のノウハウがあるので、遺品の捜索や仕分けもスムーズに行うことができます。

遺品の供養なども可能

遺品の中によくある仏壇・神棚・人形などは供養してから処分したいもの。多くの遺品整理業者は供養も
行っているため安心です。

依頼先の住所が遠方でも対応してもらえる

故人が生前住んでいた場所が遠方にあるなど、依頼人ご自身で作業することが難しい場合もあります。委任状があれば立ち合い不要で作業をしてくれるケースも多いため、信頼できる遺品整理業者にお願いしましょう。

骨董品や美術品の買取を依頼できる業者もある

遺品整理業者の中には、骨董品や美術品の買取をしてくれる業者もあります。価値あるものとそうでないものを仕分けしながら同時に鑑定をしてくれるので効率的です。売れるものがあれば処分費用と相殺してくれる場合もあるので、費用が圧縮できることも。

費用が発生する

遺品整理業者に依頼すると、当然ながらその分の費用が発生します。量が多いケースがほとんどのため、一見高額だと感じてしまうかもしれません。しかしながら自分たちで遺品整理を行う場合も処分費用がかかるので、自分たちで行う場合と業者に依頼する場合とで比較検討しましょう。結局は業者に頼んだほうが安く済む場合もあります。

遺品整理をゆっくりと行えない

遺品整理業者は故人への敬意を持って作業を行いますが、効率よく進めるため故人を偲ぶ時間が取れないと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
時間に余裕がある場合や、遺品をそのまま保管できるのであれば、悲しみを癒しながらご自身で少しずつ整理を行うのも1つの方法です。

業者とトラブルが発生する可能性がある

遺品整理業者に依頼する人は年々増えています。一方で遺族の悲しみに付け込む悪業者が増えているのも実情です。遺品整理業者とのトラブルを未然に防ぐために、事前に遺品整理業者についての知識を身につけて上手に選びましょう。

依頼

まずはどの遺品整理業者にするか検討を行います。「遺品整理＋地名」で検索すると、希望するエリアに対応している遺品整理業者が分かるので、何社かピックアップしましょう。その後、電話やメールで複数の会社に問い合わせ、対応の良さと見積もりで比較しましょう。

ヒアリング

お願いする遺品整理業者が決まったら、業者から具体的な作業内容の確認があります。丁寧に相談に乗ってくれる業者がほとんどですので、何から手をつけて良いか悩んでいるとしても心配せずに状況を伝えると良いでしょう。

訪問・仕分け

後日訪問を行います。部屋の状況と遺品を確認して見積もりを出し、納得できればできるところから仕分け作業を進めていきます。

見積り・整理日の調整

全体の仕分けができたら詳細な見積もりの提出を行います。見積もりと一緒に売却可能な品のリストや処分費用の詳細がメールか郵送で提出されます。問題なければ搬出などの整理日の調整に入ります。

買取・整理業務

調整した日程で搬出等の整理作業を行います。その際必要であれば買取なども同時に行っていきます。品物の量によってかかる日数が異なります。

精算

すべての作業が終了したらメールか郵送にて費用の総額明細が発行されます。問題がなければ精算して終了です。

故人に負債がないかを確認

遺品整理を行うことは、故人の財産を相続したことと同義とみなされます。もし故人に借金などがあった場合、借金も相続してしまうことになります。一度遺品整理に着手してしまうと相続放棄ができなくなるため、あらかじめ確認しておきましょう。

依頼前に相続権のある親族に了承を得る

遺品整理を1人の考えで進めてしまうと後々遺族同士のトラブルに発展してしまいます。依頼前に必ず相続権のある親族全員に了承を得てから進めましょう。

事前に分割協議・形見分けを行う

遺品整理にかかる費用の負担についての相談や、形見分けについても遺族全員で協議しておきましょう。遺品整理に依頼する人は遺族代表となるため、全員の希望に沿うようにしなければいけません。遺すものと処分するものについてのルールは事前に決めておきましょう。遺族か集まりやすい四十九日に協議を行うケースが多いようです。

賃貸の場合は賃料の支払いを済ます

遺品整理の場所が賃貸物件だった場合、作業終了まで賃料の支払いが発生します。長くそのままにしておくと汚れの蓄積や害虫の発生により、さらに費用がかさんでしまう可能性も。なるべく早く遺品整理を行うほうがよいでしょう。大家さんに相談して先に賃料を支払っておくと安心できます。

訪問見積りを必ず行う

遺品整理の料金は部屋の大きさや物の量で変動するため、必ず訪問見積もりを行いましょう。電話やメールより正確に状況を伝えることができます。あとから追加請求を行うなどの悪徳業者は訪問見積もりをしたがらないため、優良業者を見分ける判断材料にもなります。

骨董品などの高価値な遺品があるかどうかを確認する

骨董品や着物などの高価なものが含まれている可能性がある場合、知識のない業者だと正しい価値で判断されない可能性があります。もしその場合は買取サービスを行っている業者にお願いすると安心ですので、事前に確認しておきましょう。

デジタル遺品の有無を確認する

近年ではパソコン・スマホ・タブレットなどのデジタル遺品も増えています。デジタル遺品がある場合は遺品整理業者にデジタル遺品整理をお願いする必要があるため、事前に確認しておきましょう。

遺品整理・不用品回収の実績が豊富かどうか

遺品整理は単に物を整理するだけの単純な仕事ではありません。専門的な仕事のため、事前にWebサイトで実績を確認しましょう。もし実績が記載されていない場合、専門外の悪徳業者の可能性もあります。

メディア露出や掲載があるかどうか

テレビや雑誌などのメディアに露出経験がある業者はより安心して任せることができます。

対応可能なエリアの業者か

遺品整理業者にはそれぞれ対応エリアがあります。インターネットで「遺品整理＋地名」で検索し、故人の家のエリアが対応地域かどうか確認しましょう。

訪問見積りに対応しているか

必ず訪問見積もりはお願いしたいもの。また、見積もりの際に実際に会うことで、業者の対応が誠実かどうか判断できるでしょう。身なりや応対、名刺や見積書など、きちんとした企業のふるまいをしているか判断しましょう。

サービス内容がWebページなどに明確にあるかどうか

「骨董品の査定をしてほしい」「デジタル遺品の整理もお願いしたい」など、それぞれ希望するサービスがあるでしょう。事前にWebページを確認し、希望するサービスが受けられるかどうか確認しましょう。「会社概要」「会社案内」には取得している資格が記載されているので、併せて確認しておきましょう。

アフターフォローの有無や内容

遺品整理を行う中で、例えば住宅や財産などの相続問題や、空き家のクリーニング・リフォームなど、悩みごとが出てくるかもしれません。遺品整理業者の中には遺品整理にまつわる様々な事柄を相談できる業者もありますので、アフターフォローの有無を確認してからお願いしましょう。

担当者の対応が丁寧・謙虚であるか

遺品整理業者に依頼するのが初めてという方もたくさんいらっしゃるでしょう。疑問や質問が浮かんだときに、分かりやすく納得できるまで説明してくれる業者を選ぶことが最も重要です。故人との思い出が詰まった品を扱うので、丁寧で謙虚な対応をしてくれる業者を選ぶことで、最後までストレスなく依頼することができます。

見積書の内訳が明確かどうか

提示された見積もりが適切かどうか判断するのは難しいもの。1つの目安としては「内訳が明確に記載されているかどうか」です。例えば「作業一式」などのざっくりとした表記ではなく、詳細な内訳が書かれているかどうか確認しましょう。また、追加費用の有無やオプションについての説明があるか、初めての方にも分かりやすく記載されているかどうかが判断のポイントです。

必ず確認したいポイント

遺品整理は専門的な仕事です。「遺品整理士」の資格を持つスタッフが在籍しているかどうか確認しましょう。遺品整理士とは、遺品整理に関連する法律や正しい供養の仕方などの知識を身に着けている遺品整理の専門家です。さらに「一般廃棄物収集運搬業務許可」を持っているか確認しましょう。一般家庭から出る大量の不用品を処分する場合に必要な許可です。自社で持っていない場合は、所持している業者と連携している場合もあります。

プラスアルファで確認したいポイント

希望するサービスに合わせてプラスアルファで確認を行いましょう。例えば、骨董品などが多く買取サービスを検討している場合は「古物商許可証」を持つ業者を検討しましょう。また、「事件現場特殊清掃士」を持つ業者であれば、室内の特殊な清掃を行ってくれます。

遺品整理だけでなく鑑定も可能

骨董品・着物・絵画など、価値が分からないものがある場合は、遺品整理と同時に鑑定と買取を行ってくれる業者にお願いしましょう。

デジタル機器の処分にも対応している

故人の遺したパソコン・スマホ・タブレットなどはデジタル遺品と呼ばれています。遺族も知らないネットバンクの口座などは、そのままにしておくと個人情報流出などのトラブルに発展する恐れもあります。悪徳業者とのトラブルの中にはパソコンやスマホ内のクレジットカード情報を抜き取り悪用するといったものも。そのため、デジタル遺品の処分に対応している業者にお願いすると安心です。

オプションサービスの有無

遺品整理を進めていくに従って問題が出てくる場合もあります。そのような場合でも、オプションサービスが充実している業者であればスムーズに対応することができます。例えば遺品の買取や供養、ハウスクリーニングや相続についての相談などがあります。一般の方では難しい特殊清掃や害虫駆除・消臭・除菌などを行っている業者もあります。